どうも、ハシクレです
大学の写真部にはいくつかの役職があって、2年生の半ばで内定、後期に引き継ぎを行うのですが、私もその役職に指名されてしまいました。
と言っても部長とか会計みたいに役員会やら何やらで大変なものではなく、暗室管理責任者というまさにわたくしにピッタリな役職です。
暗室管理は写真部独自の役職であるため役員会に主席する必要もなく、暗室は写真部以外使わないため実質的に部屋をもらえるという感じで嬉しいですね。
それと、話は変わりますが、結構前からブログは興味あったのですが、大学生にもなったころぐらいに、高校の知人がブログ？的なのを書いているのを発見しまして、こっそり拝読し、いいなぁってなって今に至るって感じです。なんで、これもきっかけの一つですね。そのお方のブログには一度も反応できていませんが、ちゃんと、こっそりひっそり読ませてもらってます。この場をお借りしてお礼申し上げたいと思います。
ありがとうございます。
では本題です。
入部して以降の作品を見てもらいたい
作品っていうのもなんとなく、恥ずかしさがあるというか、下手なくせにってなるからちょっと言いにくいけど、一度見てもらいたいと思いまして、写真部の写真展で出した作品を覚えている範囲で解説しながら紹介したいと思います。
・芦屋写真展
タイトル「いただきっ」pentax kp＋hd da 55-300 f4.5-6.3 plm
写真部入部して初めて出した作品です。撮影地は大学の近く、岡本梅林公園です。春の定番梅ジローこと梅とメジロの写真も撮ってたのですが、綺麗なだけならこの可愛らしいほうがいいかと思って。
何か分からない木の実を食べる瞬間を望遠で撮ってますね。若干ブレ、ピンボケがあるけど特に気にならないし気にしない。背景ボケが玉ボケなら良かったか？
うちでは例会というもので部員に写真を何枚か見せて講評をしてもらって、大体の候補を決めるんですが、その例会で個人的に1番推していた自分らしい写真が意外と不評で候補落ちしてしまったのでコレになりました
自分では選ぶときも額装するときも、可愛いだけでつまらん写真だな〜って思いながらやってたんで、自分的には評価は低いですw
・御影クラッセ
タイトル「予兆」pentax k7＋smc pentax-m 55mm f1.8
この辺りからハシクレのバカヤロウが自分を出し始めます。
数世代前のフラッグシップに少し古めのマニュアルレンズをつけ、モノクロで撮った作品でかなり好きです。
タイトルは仮決定で少し案を出してもらいましたが、「予感」とか他には写真の雰囲気から怪しさ全振りのタイトルももらいましたが、結果「予兆」ということで……
予「兆」としたのは、怪しさ全振りにしたくなかったこと、特に烏は古くから吉兆の鳥と言われていることを考えて、何が起こるか分からない状況を表現するために「予感」の語感の良さを切って「予兆」にしました。
空高く飛ぶ烏を、葉を落とした枝が、わずかな希望を烏に見出したかのようにそれを掴み取らんと腕を伸ばしているようで、カッコいいですよね？違います？……すいません。
・学祭
テーマ展
タイトル「空白」pentax kp＋smc da⭐︎16-50 f2.8
学祭の2,3年対象のテーマ展、テーマは「静寂」です。
捻くれ者のワタクシは静寂をそれとは無縁とも思えるなんばの駅前で表現しました。例会でもこれが私の静寂の表現ですって書いてゴリ押した気がします
空白としたのは電話ボックスが主題であるため。そこには確かに電話ボックスがあって、役割がある場所なんだけど、地図上に空白の場所があるかのように人は通り過ぎていく。街はとてつもなく騒がしいのにその空間だけは静寂を保っているのがとても良いなと感じたんですが……伝われ
ちなみに来場者にはアンケートをお願いしていたのですが、1人、気持ち悪い(いい意味で)って書いてる人がいました。その通りだと思います。
また、ワタクシは部内では体内手振れ補正の異名を持っているのですが、この写真は三脚を使ったと先輩に言うと安心したって言われましたね。いや、止めるぐらいだったらこれ1/10程度だからできるんだけど、構図を固定したかったのよ。用途はそっち
自由展
タイトル「虚栄」pentax kp ＋ hd da limited 21 f3.2
こちらはテーマ縛りなし。まさに自由な方です。
タイトル意図は、少年の「影」が「巨」大になっていること。俯き加減で1人で歩いてる感じが、内心不安だけれども強がってる感じで虚栄心がある感じのダブルミーニング"kakekotoba"ってヤツです
これは正真正銘のスナップですね。色々難あり(と感じてしまう)後輩との会う約束に早く着いてしまったので暇つぶしに撮ってたうちの一つです。よって、タイトルもキャプションも後付け。でもそんなもんでしょう？
12月学内展示
タイトル「手向け」pentax kp ＋ hd da limited 70 f2.4
実はこの写真、芦屋写真展の時の第一候補にして、候補落ちしてしまった悲しい写真です。悲願の復活。
当時落とされた理由としては右側の男性の後ろにマスクの男性がぼやぁっと写ってしまって怖かったからです。
ここは冬にとると乾いた強い日差しが日差しに遮られて、線香の煙をいい感じに照らしてくれるんですよ。とても好きです。
タイトルは学内展示なんで適当にぽいのにしました。
同じシチュエーションの他のカットの方が煙の立ち方は良かったりするんですが、横の男性のタイミングがこれが一番ドンピシャで、悩んだ末に人を取りました。
実はこの作品はまだ未発表です。12月学内展示は明日スタートになるのでフライング発表ですね。多分見てる人はそんなすぐに見てないんで関係ないですが……
終わりに
本当はこれらの作品を作るときに、残念ながら選考から落ちてしまった写真たちも見てもらいたかったのですが、めんどくさくなったし眠いのでまたの機会にします。
高校の時も写真部に入っていたのですが、なんというか、これが部活なのかと目を疑うような感じで、1枚の写真と向き合うということもなかったので大学写真部の（普通の）活動が新鮮ですね。
これからも楽しんでいきたいと思います。
ではではさようなら～
