PIECES OF HASHIKURE'S BRAIN

人類の、いや生物のハシクレの存在が日々どういったことを考えているのか。怖いもの見たさで覗いてみるのもアリだと思いますよ

新たな出会いと懐かしの再会な話

どうも、ハシクレです

 

このブログでも何度も友達ができないとか、いないことにするとか言ってきましたが、そのことによってまぁ、たいしたことではないんですけど問題が起きていまして

人と会う時、どうしたらいいか分からないという、かなりどうしようもなくどうでもいい問題です

去年の夏ごろ珍しくワタクシから会ってくれなんて誘った時も、一人遊びばかりして人と遊ぶのに慣れていないワタクシにとってどこで何をするか考えるのは至難なことで

ワタクシから誘っている手前、君が考えてよなんて言えないし...

頭の中では遊ぶ=公園で結びついてしまってるが、そういえば以前、ワタクシに最初で最後の彼女がいたとき、いつもリードしてもらってばかりだったのでワタクシが場所も、することも決めることになり、ひねり出した答えが公園で散歩だった

いや、ジジイかよw

万代池公園という公園が近所にありまして、その公園をひたすらおしゃべりしながらぐるぐる回るという、狂気の沙汰ともいえるようなデートでしたね

途中で相手が手をつなごうというもんですから、一周待ってもらって(心の準備)手をつなぎましたが、冬というのに手汗ダラダラ

相手も内心ではドン引きしていたであろうウブ丸出しで、ついには「換気」と称して手を放してもらいました

話が逸れましたがそんなこともあって公園以外を考えたいものの、それ以外思いつかないもんで、うーんうーんと悩んでいると

そんな心を見透かしたかのように「暑いから外は嫌だよ」なんて

やられた。もう八方塞がりである。ワタクシの最終手段であり唯一の選択肢、「公園散歩」を封じられると終わってしまう

いや、終わってしまうも何も、これを言われる直前にワタクシから、「普通人ってどういうところで会うんだ?」なんて間抜けなこと聞いてる時点でもう終わってる

 

結局喫茶店に行きました

そんなこんなな経験をして、母親に遊び方がわからんなんて嘆くと、母親は「ウィンドウショッピングでもすればいいやん」と

窓でも買うんか?

いや、まぁそれもアリだと思うけど、なにせハシクレにそんなオシャレ好きな友人なんていないし、わたくし自身服とか好きではあるけど公言してないし、こんななりしたやつが服好きとかwwなんて考えてるもんで人を誘う気にもならない

やはり喫茶店か公園?それと知ってる遊びは写真撮るぐらいか……

また会いたいですねぇ。その人と(当の本人はさすがに読んでないよな?読まれていたら本格的に終わる)

長くなりましたが本題です

 

新たな出会い

ヒトじゃないです。祖母の家の倉庫に、親父が持っていたカセットテープやらなんやらが眠っておりまして

カセットを聞ける環境を自室に作っているうえ、アイワのポータブルプレーヤーも持ってますから、興味あるものは拝借して聴いていたのですが

ある日その山の中に見覚えのある文字列を発見

中島みゆき」と書いてある

裏にはご丁寧に中島みゆきのアーティスト写真が付いていたが公式販売のカセットではない

親父が中島みゆきの「中島みゆき」というアルバムを録音したもので、録音元はレコードと思われる(聞いた感じの音の広がりはCDとは異なる印象だったうえ、調べてみるとどうやら、確証はないがLPで販売された記録がある)

中島みゆきといえば「糸」「悪女」それから「時代」。ここら辺は普段聞かない人でも知っているほどであまりにも有名すぎるだろう

しかし、このアルバムにはどれも入っていなかった

だからこそ新しく感じた。いわゆる「ご乱心期」を抜けた後につくられたアルバムであり、出産宣言とも言われているほどだから、新生中島みゆきの幕開けとして、意欲的で、質の高い楽曲が勢ぞろいである

楽器の感じとかリズムとか、時代的に古さを感じてしまうところもあるが、それもひっくるめて”新しい”のである

その中でも個人的にはまったのは「土用波」である

のりやすいテンポ、覚えやすくて歌いやすい歌詞、まさに”歌謡ロック”である。ぜひとも聞いてほしい

 

と、新たな出会いを果たしたハシクレは、もう少し他も聞いてみようといろいろ調べ始める

そこで懐かしの再会もしてしまうことになる

出会いからたどり着いた再会

ワタクシが生まれた時代にはすでに伝説級になっていた中島みゆき

何か壮大なテーマを学ぶとき、必ずそこに彼女がいるほどになっていたが、わたくしが心を動かされた曲は「糸」でも「時代」でもなく、「荒野より」であった

「荒野より」はTBSの日曜劇場「南極大陸」の主題歌として2011年に発表された曲だが、ドラマの内容も相まってこれが泣けてくるのだ

歌詞をドストレートに受け取って考察(というよりまとめ?)すると、何らかの事情で距離的に、もしくは住んでいる世界ごと離れ離れになってしまった”僕”が、それでもどこかで”君”とつながっていることを信じて、そして信じているからこそ、ともに果たすことのできなかった目標に向かってそれぞれがそれぞれの道で突き進んでいくことを願っているような曲なのかな?ドラマの内容を踏まえたら距離的に遠い(帰還した調査隊と南極に取り残されたワンちゃん)であるが、MVを踏まえると、住む世界がまるまる離れてしまっているといった解釈もしっくりくる(主人公と亡くなった父親)
どちらも曲に対する一つの解釈であるが、それにしてもMVはかなりのものである。特に主人公が子供のころに家族で撮ったプリクラを、家の父親がいつも寝ころんでいた正面の柱に見つけたところはマジで耐えられない

MVは最後までまともに見れそうにないもんで曲だけ聞こうにも、そもそもワンフレーズ目からかなり刺さる

望みは何か と訊かれたら 君がこの星に居てくれることだ

もう壮大。インタビューによると犬目線で書いてしまった(プロデューサーにはあくまで主役は人間だからと釘を刺されていたみたいだが、犬のことばかり考えていると犬目線になってしまったそうだ)らしく、だとすると、誰もいない南極大陸から、日本の隊員へ呼びかけているといった風になるが、そこで星を出してくるあたりすごい

この星のどこかにさえいればいつかまた会える。だから今はそばにいなくとも、少なくとも生きてこの星に居てくれよといったところか

 

この曲は個人的にとっても好きな曲だったので、ぜひ知ってもらいたいといった気持ちがあるが、まぁまず知らない人なんていないだろう

それにこのまま書き続けても陳腐なことしか書けない気がしてきた。とにかく、今一度この曲聞いて、MV見て、余裕があったらドラマも見るとすぐ好きになると思う

 

とにかく、心も少し大人に近づいたころに、またこの曲と出会えてよかった

次はどんな出会いがあるのやら

ではでは、さようならー

追記

ひとつ確認いいですか?いつも投稿長くない?レポート一つ分くらいはあるように感じるんですけど

まとめるのが苦手なのはわかっているけどもう少しまとめたほうがいいような気がしています最近。

長ーいちょっとした読み物みたいなもんなんで、結構しんどいですよね……以後、改善できたら改善します。思ったよりいつも前書きが長くなってしまって。