PIECES OF HASHIKURE'S BRAIN

人類の、いや生物のハシクレの存在が日々どういったことを考えているのか。怖いもの見たさで覗いてみるのもアリだと思いますよ

撮影スタイルと機材の話 ~前編~

どうも、ハシクレです

 

2月中に予定されていた写真部の写真展が、コロナの感染拡大によって出された学生部からのお達しで中止になりまして……

代わりと言ったらなんですがオンライン写真展はやるんで発表できなくなるわけではないですが、まぁ、オンラインと実際の展示じゃ天と地の差ですよね。会場の雰囲気から額の選択から何から何まで全部ひっくるめて作品なんで、モチベーションが違ってくるというか

見た人の生のリアクションも得られるんで対面がよかったのですが……

写真展なんて、他人同士が密接した状態でしゃべるわけでも動き回るわけでも、マスク外すわけでもないんで、大目に見てくれてもよかったのになと思う反面

オミクロン株は感染力が強いと聞きますし、大学としても、許可したイベントで広がったとなりゃあたまったもんじゃないですし、そんな大人の事情もよく理解できますが

条件・制限付きで許可してくれてもよかったんじゃないかなぁなんて

まぁ、もう決まったことなんでね

そんなことより深刻なのは、それに対しての準備のために立ててた予定が全部消えたんでクッソ暇だってことですよ!

んんんん~、喫茶店でしゃべるだけでいいから誰かと会いたい!!週に1回は欲しい

 

とはいえ、安全第一。皆さんもお気を付けください。オミクロンの症状は、我々一般人の感覚的な、病気の症状に対する尺度(こんな言い回しで伝わる?)でいうと重症レベルと聞きます。油断は禁物

では、本題です

 

写真のジャンルについて

ワタクシの写真は、特に最近はスナップが多いです。と言ってもスナップ写真の定義はあいまい、かつ範囲が広いので自分の写真がそれに該当するかよくわかりませんが

作例を示すと

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この前も上げたやつ。これをよりイメージに合うように調整した写真があるが、行方不明

こんな感じ

全体的に暗めの写真が多く、部内では闇堕ちスナップシューターとして名を馳せて(?)います

とはいっても初めからこんなひねくれていたわけではなく、写真やりたての頃、中2から高1くらいまでは明るさも普通くらいで、どちらかというと風景メインだったんです

いつからか、きれいなものを普通にきれいに写すことがつまらなくなったと言いますか、そういうとかっこよく聞こえますが単に、きれいな風景をより魅力的に撮る技量がなくてあきらめたと言いますか、そんな理由で次第に作風が変わってまいりました

で、闇堕ちしている理由なんですけど、これは言い訳になるんですけど心が闇堕ちしてるから暗いんじゃなくって、ワタクシのスナップにおいて撮りたいのは印象的な光なのでそれを際立たせるため、引っ張り出すために暗くすると雰囲気も暗くなってしまってるんです

ええ、いい訳ですよ

写真部でも特定の人に性格が出てる、根暗が出てるってよく言われます

 

普段の撮影機材の紹介

そんな大そうなものではないですが、どんな組み合わせで撮ってるのか、一例ですが紹介しておこうかなと思います

①定番、お散歩スナップセット

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KP Jリミに21,35,70と街中を撮り歩くのに十分なレンズ構成。細かい焦点距離は無視して、広角担当、標準担当、中望遠担当に分け、それぞれの属する域全体をそれぞれに担ってもらう。細かい距離感は足がやる。
かばんはこれらを入れて、財布など、必要最低限のものも入れられるthink tank photoのRetrospective 5

学校に行くわけでもなく、ぶらぶらと繁華街をお店寄りながら撮り歩くときはたいていこのセットである

スナップは瞬発力が大事。なのでさっと出せるコンパクトで軽い機材がよし

便利ズームにしないのは、便利ズームだと構えてから焦点距離をを変えられるがゆえに迷いが出てしまうからだ。それに、これらlimitedレンズの質感がテンションを上げてくれて撮ってて楽しくなるのだ。

焦点距離の違いは、その時欲しい画角効果の違い。パースや圧縮を使い分けるのだ

②外出ついでに撮影セット

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KP Jリミに35を装着(21の時もある)。加えてSMCタクマー55ミリを装着した黒のSVも付けてあるが、フィルムが高いので参加しないことも多い

何か用事があって外出するときはKPだけもしくはこのセットが多いかな。このセットにするときのメインはSVで、KPはまだ勘露出を会得していないワタクシが適正露出を調べるためのテスト撮影に用いる

例えば散髪に行く用事で外出するとき、済んだら直帰するかもしれないが道中何に出会うかわからないのでそのためにカメラを持ち歩いている。スナップに休みはない

ちなみにこのSV、最近導入したばかりでカメラの状態がはっきりわかっていない

とりあえずシャッタースピードの変化は確認しているが、精度のほどは不明。撮り終えたら篠原カメラさんに預けよう

「黒」であることには非常にこだわっていまして、なんといってもこの時代の、金属ボディに乗っかった黒塗装のツヤが大好きなんです。SVは数が多いもののそのほとんどがシルバーで、黒はレア、あっても高いということで、やっとの思いで手に入れたものです。以前このポジションだったのは同じく黒塗装のESです

 

と、いうわけで、ほかにもいくつか紹介したい組み合わせがあったのですが、長くなりそうなので今日はこの辺にしておきます

最後に少し、先代(まだ死んでない)ES氏で撮った写真とKPのスナップを置いておきます

ではでは、さようならー

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Asahi Pentax Electro spotmaticにタクマー55ミリ。使用フィルムはニューシーガル100
見ての通り露出は若干ミスっている。撮りたい画があったがiso感度は100、時間は夜で、増感の知識はあったが自分でやるほどの経験はなかったので無理をさせた。
雰囲気はとても好きなんで、雰囲気で見て

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KP J limitedにda limited21ミリ。カスタムイメージはいつものカスタムナチュラ
こうやって真正面から撮ったり、シンメトリーになるように撮ったりするのが好き。そしてこのスタイルには文句なしに広角が合う
ちなみにこの写真では空の上のほうや雲の輪郭がいわゆる白飛びを起こしている。ワタクシは写真の全体的な雰囲気や伝えたいことなどに対して、白飛びや黒つぶれが大きく影響しないと判断できれば、それらは許容するようにしています(むしろ飛ぶほど強い光/つぶれるほどの暗闇の存在が写真をより印象的なものにしているケースもある)。
これが風景写真ならそうにもいかないが、あくまでスナップ。そんな細かいことより、瞬間的に、伝えたい、残したい雰囲気・印象を残すことのほうがよっぽど価値があるのだ