PIECES OF HASHIKURE'S BRAIN

人類の、いや生物のハシクレの存在が日々どういったことを考えているのか。怖いもの見たさで覗いてみるのもアリだと思いますよ

PENTAXを使う理由を考えてみた話

どうも、ハシクレです

 

先日、と言ってもまぁまぁ時間がたってしまったが、高校時代の写真部の人数人を招集して撮影会を行ったところ

高校の時はそこまで写真に興味のなさそうだった人が参加してくれていて、少しうれしかった

もちろん、人に会うのが主目的だってのはわかっている。だけれどもだ

それに、会いたかったけどしばらく会えていなかった人を連れてきてくれたしね

 

またみんなに会いたいね

では、本題です

ワタクシがPENTAXを使う理由

最近Twitterのペンタ界隈は何かと騒がしい

趣味性が強いブランドだからそれぞれ違う考えを持っていそうだし、争いなんてそう起こらないだろうと思っていたが、思ったより頻繁に争っている。趣味性の強さが多様性などクソくらえな狂信的なファンを生み出し、過激派にしてしまっていたのか

なんにせよ、見ていてつらい。同じものを愛している仲間であるはずなのに

念のため、ワタクシのスタンスを示しておくと、来るもの拒まず、去る者追わずである

加えて、自身が去るときは文句を言わない

文句を言ううちはまだそのことを想っているなんて言うが、去ると決めたのに文句を言うのはいいとは言えないだろう。文句はすなわち改善してほしいところ。そういうのは去る前にいうことである。これではただの愚痴である。ダサい捨て台詞はやめろ

PENTAXを辞める、機材を売るということを言うのは止めないが、これを言い始めてから何週間もワザワザ言い続けている人(さっさと売れよ)の発言で傷ついている人がいることも分かってほしい。残るもののためにメーカーに物申すならば、Twitterではなくメーカーに直接問い合わせてどうぞ

加えてもう一つ。多少の不満をこぼす人にもすぐに嚙みつく過激派の存在も看過できない。いや、むしろこの存在のほうが厄介かもしれない

去っていく人たちは、この存在によって去ることを決めている可能性も考えられる。

なんにせよ、楽しんでいるユーザーには迷惑をかけないでほしい

……そうそう、ワタクシがPENTAXを使う理由だったね

第一はまず

デザインの良さ

まぁ、これには賛否あるだろう。デザインに関しては極めて主観的なものである

PENTAXは最近、カクカクしたデザインが多い。KPぐらいからかな?他のメーカーがミラーレスに移行する中、一眼レフを作り続けるという覚悟、誇りをペンタプリズムの形状を強調するデザインで示そうとしたんだろうか

そういった姿勢を含めて惚れてしまった

愛機 KP J Limited
高性能化が進む中、性能に手を付けないカスタムモデルを作るという我が道を行くスタイル
好みはあるだろうが、ワタクシはこういうのもとても好きだ

で、デザインがいいということは、ワタクシの所有欲を満たす以外にも実は結構役に立っている

写真を撮るとき、カメラは撮影者の相棒である。少なくともワタクシにとっては

相棒がカッコいいと誰しもテンションが上がるだろう。ワタクシはカッコいいものと一緒に居ても嫉妬心なんて生まれない。到底届かないからだ

むしろうれしくなってテンションが上がる。気分が乗っていると結構写真にも影響するのだ

考えてみれば当然のことである。楽しくもないことを義務感だけでやっていても、クオリティもペースも上がらないが、自身が好きなことだと高クオリティなことをハイペースでできる

カメラのデザインは自身の作品制作において非常に大きな利点となる。これは立派な選ぶ理由だ

ついに手に入れたユロロシューカバーと、ヅラを外したKP Jlimited
大学近くのお店に残っていて、正規の価格で手に入った

次は

写りの良さ

もちろん、何をもっていい写りとするかは人によってさまざまだろうが、一般的な尺度で見てもPENTAXは比較的いい写りをするほうだと思っている

箕面で撮影。結構前か
K-S2とsmcの16‐50で撮ったんだっけ

フレーミングとか、腕前のことについては何も言わないでくれ

写真はブログ用にリサイズしているため解像度は低いが、岩の質感、葉の輪郭、滝の繊細さをしっかり写せていると感じる

加えて緑の瑞々しさ!これが好きだからペンタを使うという人も少なくはないんじゃないか?

ワタクシも風景写真から離れて久しいが、この緑には本当に感心させられる

もちろん強みは緑だけではない

梅田で撮影。これは最近
KPにha da limitedの21ミリ

アンダー目に写るのはワタクシの設定のせい

ここで注目してほしいのは色のグラデーション

オレンジから水色への変化が美しく表現されている。使用レンズは小型と、モノとしての質感が魅力のDA Limitedシリーズのレンズ。価格も抑えられていて、超高性能が売りのレンズではないが、写りはとてもいい

ペンタは赤系に弱いとよく聞く。それは確かにそうだろう。しかし、カスタムイメージのパラメータやWBを駆使するとある程度まで克服可能である

これを煩わしいと思う方は恐らくペンタではストレスが溜まってしまう

しかしワタクシは、むしろこの作業を楽しんでいる。現場で設定を追い込み、シャッターを切り、場合によっては修正する。想定外の写りをすることもあって、その意外性も含めて楽しい

作品はパソコン上で作られるのではなく、現場で作られると主張するようなカメラである。青島タイプだな

だから、スナップでもなんでも、じっくり写真を撮れる人じゃないとペンタとは付き合えないかなとは思う。いや、ペンタでもRAWでバババッと撮って家で調整というタイプの人も多くいると思うが、AF性能や確実性からみても、それをするならNikonCanonでいいと思う

あとこれはまだカメラを持っていない人には参考にならないだろうが

経験値・慣れ

これはデカい

ワタクシが初めてペンタを買ったのはコスパの良さから。防塵・防滴で視野率の高いプリズムを持ち、当時にしてはまずまずの画素数を持つミドルクラス級の特徴を持っていたK-S2が、他社のエントリー機と同価格帯だったのだ

それに飛びついたのがペンタとの出会い

それからしばらくたつので、操作系(電源やボタンの配置、レンズの回す向きなど)もすっかり慣れてしまい、他のメーカーのカメラは全く分からなくなってしまった。Nikon機を貸してもらった時も、素人よろしくファンクションボタンを押しながらレンズを外そうとしたぐらいだ

今更他社には行けない。これが仕事道具なら、嫌でも慣れるまで使い続けたり、お勉強のし直しなども考えられるが、趣味である以上苦行は御免

よほどのことがない限り、もうPENTAX一筋だろう

 

といったが、基本的にワタクシがPENTAXを使い続ける理由はポジティブなものである

それに、言葉にはできないような理由とかもあって使い続けている。これはどのメーカーのユーザーでもあるだろう

言葉にできるものでもくたびれてしまって書くのをあきらめたものもある(おい)

今、PENTAXは我慢の時期であろう。ここを乗り越え、カメラ業界での立場を確立して、我々ファンや、写真文化に興味のある人たちに素晴らしい価値を提供し続けて行っていただきたい

 

……とまぁ、ここまでいろいろ言ってきたが、今言っておきたいことはひとつ。

みんな仲良くしようぜ、同じものを好きになった仲間だったんだからよ

……これだけです。。

ほい。この話題はとりあえずここまで。

ではでは、さようならー