PIECES OF HASHIKURE'S BRAIN

人類の、いや生物のハシクレの存在が日々どういったことを考えているのか。怖いもの見たさで覗いてみるのもアリだと思いますよ

ブローニーフィルム・ケースなるものを作った話

どうも、ハシクレです

 

ここ数日、グゥゥ〜ッと冷え込みましたね

ワタクシの住む大阪の中心地は雪など降らぬ街なのだが、さすがは"最強寒波"。積もるほどでは無かったが雪が降った

たまたまコロナの症状も治り、久々のお写んぽを楽しんでいた時に降ってきたモンだからテンション上がっちゃって、ブローニーとはいえフィルム三本全部使っちった

で、寒さの話に戻るけど、大阪の民で皮下脂肪の少ない人間であるハシクレからするとこの程度でも激寒なワケ

上半身は重ね着に次ぐ重ね着でぬくぬくなわけだが、下半身が寒い

基本的に下半身って重ね着はしないよね。……いや、ノーパンじゃ無いよ?さすがにソレは履いてるけど

ワタクシは常に肌着と、ほぼジーパン。時々タイツ仕込むけど面倒だからほとんど履かない

でもそれだと寒いわけよ

今日も寒いなーなんて言って下スウェットで部屋で過ごしてたんだけど、ふと閃いた

上からズボン履いたらいいんじゃね?(デカ文字にするほどでも無い)

いやぁ、ホントこれ盲点

なんとなく習慣的に下半身は重ね着しない(ノーパンじゃ(ry)族だったから違和感あったけど、それって上半身では普通にしてることじゃん

なんで気づかなかったのよ馬鹿タレ

もしかするとハシクレだけが気付いていなかった可能性大だけど、してなかった人はやってみるといい

案外違和感ないから。そして温い。ぬくぬく

その代わりと言えばなんだけど、もちろん中にスウェットなんて仕込むとけっこう分厚いんで上のズボンが履けなくなる可能性がある。その時は薄いのを選ぼう(じゃあタイツ履けよ)

とにかく、なんか寒いと思ったらこれを思い出してほしい

上からズボン履いたらいいんじゃね?」(Hashikure, A.D.2001- ,Japan)  鍵かっこ内も斜めにしたかったけど意図が意味不明すぎたのか拒否された

 

では、本題です

ブローニーフィルム・ケースなるモノ

冒頭でも触れた通り、ワタクシはコロナに罹っていた。一度罹ると症状の有無に関わらず一週間の隔離となる

ワタクシは自室に隔離されていてトイレ以外そこから出ることを許されていなかったわけだが、もう暇ったらありゃしない。腐る

元気な時にお勉強したり就活の準備したりゆーちゅーぶ見たりしていたが、ほとんどベッド上で過ごしていたので背骨が弾けそうになっていた

座って作業ができるほどに回復したある日、手元にあったブローニーをいじいじしていて考えた。いつも撮影に行くときカバンのポケットとかに入れて持っていくのだが、一本だと行方不明になるし、複数本だとぐちゃぐちゃになっちゃう

どうにかならぬものか……と思案するワタクシの手には革があった

てなわけで、革で思い付きケースを作ったよ!

フロントビュー
すでにカスタム済みな点は気にするな

何本入りが実用的か適当にブローニーを並べて決め、これまた適当に寸法を測って手書きで製図、型紙を作成し革を切り出す

バックビュー
ステッチの形状がややこしいのには訳がある

形状はボックス型、縫い合わせは袋縫いを採用し、下手くそなステッチを表に出さないようにした

中ビュー
わかりにくいが、中にはなみなみの仕切りがある。また、中の一面だけ床面未処理。順番を間違えた

ステッチが露出しているところは本体とフラップの接続部、背面の間仕切り固定用、後付けのD環取り付け部のみ

そんな最低限の露出に抑えたステッチの中で、唯一ミスった箇所が表側というミラク

ステッチビュー
スマホで撮ったのであまり寄れない・見づらい

本来なら革の重なるそれぞれの端っこをまっすぐ縫い合わせるのが最も一般的であり、強度が出ると考えられるが、ワタクシのは画像の通り三角形の頂点が二か所、端っこに到達しているのみ

理由は二つ

一つは面倒であったこと。思い付きで作っただけだし、用途も強度を要しない。トライアングルで強度を補いつつ、端二点を抑えることで捲れてこないようにした

二つ目は物理的に不可能であったこと。中の間仕切りはフラップが接続されている背面に縫い付けられているのだが、この間仕切りが先についていた影響でフラップ接続部の下面を端から端まで縫えなかった

まぁ、これで大丈夫だろう

で、当初はこれで完成だったのだが、しばらくしてパーツを追加

サイドビュー

D環とそれをつけるためのタグを追加し完成。ここには画像のようにカラビナなどをつけることを想定しており、カバンの中や外などにぶら下げることでカバンの中であっちこっちに行くことを防ぐ目的がある

中には三本。袋から出した状態のものが縦に入るようになっている

入れ方見本ビュー(?)

斜めビュー
収まりは良い

完成してしばらくいじった感想として、まず意外といいものができてしまったなと

出し入れが思ったよりもスムーズで、サイズもぴったりなので暴れにくい

そして何よりボックス型にしたことと袋縫いにしたことの恩恵が大きい。ボックス型によって形状が保たれやすく、スムーズな出し入れがしやすい

袋縫いによってはそうではない方法の時に表に来る縫い目・革の切り口がないため、手に当たる不快感がないこと。ステッチがない分寂しさはあるが、汚らしくなるよりずいぶんマシだし、こすれて摩耗したりほつれたりの心配も少ない

思い付きで一日で作ってしまったものだが、総じて満足感は高く、ブローニーフィルムをよく使うワタクシとしては非常に実用的なものとなったなと感じる

こんな感じの35㎜用とか、撮影済みと未撮影を分けるための二つ目とか、いろいろ時間があったら作ってみたいな

 

それではこの話題はここまで

ではでは、さようならー