PIECES OF HASHIKURE'S BRAIN

人類の、いや生物のハシクレの存在が日々どういったことを考えているのか。怖いもの見たさで覗いてみるのもアリだと思いますよ

カメラの選び方の話

どうも、ハシクレです

 

最近ようやく朝夕が涼しくなって過ごしやすくなったようで。とはいえまだお昼は日差しが厳しく暑さは続いているようだが。今年のこのクソ暑い夏もまだ大学生なのでしっかり二か月ほど夏季休暇なわけだが、コミュ障ハシクレらしくなく予定は結構あった。

特に8月下旬のFUPC写真合宿は本当に楽しかった。こんなのあるよと声をかけてくれた後輩には感謝感謝である

万年金欠でしばらく旅行観光をしていなかったためか、この合宿前後で結構お金を使った。主に食事で

初めての長野だったのでやはり地のモノを堪能しようとお金のことを忘れて色々食べて、飲んで、、いやあ、どれもよかった

交通手段の関係で前乗りしていたため、一日目はまるまるフリー。昼に天そば、甘酒ソフト、夜に味噌ラーメン、晩酌に地ビールを二本ほどいただいた。あとウッカリ寄ってしまった酒蔵でお土産も買った。次の日も合宿前の昼ご飯にまたそばをいただきき合宿へ。合宿終わりも深夜バスまでの時間に地元野菜のパスタをいただき、まだ時間があるから地ビールの店で店主と話しながら3杯ほど、肴にハチのさなぎなるものもいただいた

店主曰くさなぎは上級者だそうで。おそらくなどと言わなくともビジュアルのことだろう
しかしこれがとてつもなくうまいのだ。味付けがいいからということもあるが、乾燥小エビのような香ばしい風味と触感、そしてクリーミーで濃厚な後味とほのかな苦みが店主おすすめのIPAにベストマッチ。なぜかビールの写真は一つもない

こう、思い返すと何だろう。麺ばっかじゃね?お米全然食ってない気がするな

まぁ、旅行期間だけだから良しとしよう

それと、なんとなく長野に温泉のイメージがあったので温泉にもたくさん入った。湯田中が今シーズンじゃないからなのか何なのか、結構寂れていた入れなかったり入りにくい温泉が多かったのが残念

とはいえ、食事もお酒も温泉も、もちろん見どころもいいとこづくめで、ぜひまた行きたいと思った。

今度は長野市以外も見てみたいが、長野市もまだ回り切れていない……

それでは本題です

おすすめのカメラって何ですか?

この質問。どう答えるか?

本当にカメラがわからない初心者の方がよく聞く質問で、全く悪気なんてなくこう聞いているのはよーくわかるのだが、正直ワタクシにとってはかなり困るヤツ。同じ経験をした方も多いのでは?

まぁ適当に有名メーカーのエントリーモデルとか、自分の推しのカメラとかを言えばいいのだろうが、そんな無責任に答えられるほど度胸はない。あとから文句を言われたり、使わなくなるのを見たりするのは耐えられない

だから、その人の使い方とかとかに合うようなカメラを紹介したいのだが、それをするには情報がない。だから初めの質問では不十分なのだ。何を撮るのか?使用頻度は?どのレベルを目指すのか?将来的に機材は増やすのか?色・写りの好みは?予算は?などなど。最低限予算と撮るもの、あとスタンスは聞かなくても言ってほしい

それと、最近はネットショップが幅を利かせているため、カメラのような高価なモノでも実物を見にいかずに買えるようになった。それはそれは便利なことだが、できれば、いや、必ず実物を見て触ってほしい

……というのがワタクシのずっと持っている考えだったし、同様の考えの人も少なくないのではと思う。しかし、それの伝え方というか、教え方というか、とにかく初心者の方にカメラについて相談されたときに、いかに嫌がられずに難しく考えないように伝えられるかに大変苦悩し、いろいろ方法を試してきた。

CanonNikonの入門機を触ってみてしっくりくるのがいいと思うよ

はじめによく言っていたヤツ。カメラトーシロの家電屋店員もよく言うんじゃない?まぁ外れはないだろうけど、その人の好みは反映しにくいし、ニコキヤノが好きな人以外は愛着が湧き辛いだろうし、ちょっと無責任だよね。ニコキヤノには申し訳ないが。

(各メーカーの特色を話したうえで)自分が普段どんなものが好きか考えて、好きなものを撮っていったらわかってくると思うよ

前まではコレ。もちろん都度相談には乗るが基本好みに任せる感じでかなり放任。ケータイでも簡単にきれいに撮れるし、あと部活動という環境があったため貸出カメラを使って自分の好みとか癖を自分で探っていってほしかった。それを把握したうえで再度相談してくれれば、ワタクシの雀の涙ほどの情報から紹介したり、代わりにお調べしたりしてお手伝いできる、という考えでこんなニュアンスのことを言っていた。とにかく、急いで買う必要ないし、場合によっては買わなくてもいいからよーく考えなって事

 

とまぁ、そもそもワタクシが真剣に写真を芸術としてやっているわけでなく、うまくもなく、何よりPENTAX以外のカメラに関してはまるっきりわからないのでがっつり説明して提案してってのはしないわけで、二つの答えはそれの現れみたいなもんだが、最近少し変化があった

新品なり中古なり、デジタルなりアナログなり、とにかく色々見て触って調べて一番好きだと思ったもの、トキメクものを

どうですか?何も変わってないじゃんって?ごもっとも

でもこれが一番だと思うし、実際ワタクシが大事にしていることでもある。相談しに来る人がいわゆるガチ写真系の予備軍のような人とか、正確さが求められるようなジャンルを目指す人じゃないためこれが一番かなと

前と変わったのは、何が好きか考えてとか好きなものを撮ってとかはわかりにくいし、好きなものを撮るのに必要なカメラと好きなカメラって必ずしも同じじゃないよねって考えるようになったこと。ワタクシはカメラが好きなのでそれを重視したい

持っていてアガるカメラは人によって違うけど、そんなカメラを持っていると写真を撮るのが楽しくなるし結果的に上達すると思うの

だからとにかくカメラ屋に行っていろいろ見て、未知のものに触れてほしい。ネットで情報を集めてもいい

そしてその中でトキメキを感じたものをお友達に迎えてほしい。トキメクってのは何だろう、見た瞬間、持った瞬間にビビッと来たもの。好きって思ったものかな?それとも通じ合う何かを感じた時?選ばれた感じ?言語化は難しいし、感覚は様々だが、イメージだとハリーポッターでハリーが杖選んでもらって風がゔわーってきてるあの感じ

作:ハシクレ
画が下手で申し訳なさ。カメラにモデルはありません。基本的に美的センスに乏しいのです。ハリーポッターの”あの”シーンにモザイクかけて載せようとも考えましたが、権利のことなどを考え一肌脱いでやりましたよ。この絵を見ると信じられないかもしれませんが、小学生のころ絵画コンクールで入賞したことがあります。ええ、過去のことです。見る影もありませんね

”あの”シーンを引き合いに出すと大げさかもしれないが、そんなことはない。もちろん空調の風以外風は吹かないし、カメラ自体もフラッシュを除いて発光はしないが、なんか来るのだ。

今まで色々伝えようと考えてきたが、結局かなり感覚的に。しかしこれも仕方ないことだろう。だって、自分が好きなものを選ぶのが一番に決まっているから。それならどうしても感覚的になる。もちろん仕事道具ならこの限りじゃないが、道楽ならとにかく好きを突き詰めていこうぜと

自分の好みに正直に選んだカメラなら、一生共に歩んでいけるような素晴らしいパートナーとなってくれるハズだ

普段ワタクシ自身も大事にしていることだし、カメラ選びの考えを一番うまく言語化できているのかなと思う

どうだろうか?写真のジャンルもスタイルもスタンスも三者三様、十人十色。ならカメラ選びも結局は自分次第なのだ。そう思わないか?思わないか。

いや、これに関しては結構自信がある。一番いい方法ではないだろうが、そもそも正解のない問だ。これも答えの一つだろう。カメラ沼で右往左往と漂っている変態さんも、折角踏み込んだ写真の世界の入り口で二の足を踏んでいる迷い人も、こんなカメラの選び方を一度試してみるといいと思う。

正解は見えずとも、何かわかることがあるはず

 

それじゃあこの話はこの辺で

ではでは、さようならー