PIECES OF HASHIKURE'S BRAIN

人類の、いや生物のハシクレの存在が日々どういったことを考えているのか。怖いもの見たさで覗いてみるのもアリだと思いますよ

アクティブ後輩と減量で楽しみ倍増なワタクシの話


どうも、ハシクレです

 

先日PENTAXの一眼レフ体験イベントなるものがあり、カメラの無料点検もしていたんでちょうど合宿前だしとのことで参加してきたのだ

1人で参加しても良かったのだが、せっかく狂信的な熱心な後輩ペンタキシアンがいるので誘ってみることに。しかし……

なにかとワタクシとの約束をドタキャンしたり遅れてきたりと中々に酷い扱いをしてくるカレには振られてしまった……

ということで、ワタクシがヤメとけと言ったのに聞かず、ペンタキシアンと化してしまった女の子と参加することになった

まぁ、むしろ良かったっちゃ良かったんだがな。ワタクシを振ったカレとはちょっと前に会って一緒に飲んだばかりだし(この話は追々)、彼女の近況は気になってたし

でね、そこで嬉しいことを聞いたんだよ

彼女は高校の後輩なんだが、高校の時から天体に興味があるみたいで写真もそれを撮るためにやっている感じだったのもあって、大学では写真部には入ってないかもなとか考えていたらね

なんと……

写真部創ってた

いやもうおったまげ。驚き桃の木よ

カッコ良すぎるわ。聞くと部員ももう9人ぐらいになってるとか。うち7人が女子で2人だけの男子はさぞ結束が固いことだろう

何よりそのほとんどが初心者というのが良いことなんじゃないかなと感じるところ

写真好きとしてはね、写真に興味を持ってくれる人が増えることはとても喜ばしいことなんよ

今の彼女の悩みは部のカメラがないことらしい。で、気になって聞いてみた

なんのカメラを買うのか問題

すると、意外な返答が

無難にキヤノンのeos kissあたりにするとかなんとか

いやぁ、オジさん安心しました。結構PENTAXになると盲目的になっちゃう人なんで特権でPENTAX一色に染めるような行動を取ってもおかしくなかったんでな

コレ聞いて思い出したな。高校の写真部で僕が所属していた間はロクなカメラが無かったんで、ワタクシが自費で調達した中古のレフ機を部のカメラとして使っていて、卒業ぐらいのタイミングでようやく部の予算からカメラを買うことになった時があった

その時に何故かワタクシが駆り出されて(もう引退してる)中古屋に行って探したんだが、ワタクシも知名度とか使いやすさ、ユーザー人口、情報の多さからキヤノンのeos kissに決定したんだった

今考えても本当よく思いとどまったよ……

さて、話を戻そう。まぁなんとなく彼女が権力振りかざしてpentax 一色に染めるのに期待していなかったと言えば嘘にはなるが、コレでよかったと思うよ。まだ買ってないらしいけど

ま、先輩として、遠くからその頑張りを見守ることとしよう

 

で、話はかわーり

お荷物の話

機材の話にはなるが、決して自分の機材たちがお荷物だなんて言ってないぞ!どっちかと言うとワタクシがお荷物

これまでワタクシは、撮影に行く際、カバンに入るだけレンズやらボディやらを詰め込んでいた。それをした鞄は当然ながら激重でありまして……

特に最近はショルダータイプが多いので、負担がデカい

言い訳をすると、ワタクシは鉄橋を精密な非破壊検査に通して渡るタイプなのでなんとなく使わない気がしていても望遠レンズを入れてみたり、便利ズームが入ってるのに単焦点三本(焦点距離はド被りしている)入れてみたり、心配だからと6×7パイセンについて来てもらったりと言った具合に荷物が増えちゃうのである

そんなよくない癖を断つべく、最近は迷ったら持たないの法則で荷造りするように心がけ始めたのだ

この前の京都もそう。いや、20-40と70で足りてたのにこっそり35を持っていくエラーはあったが、いつもに比べると大幅減だ。おかげで肩も快調

その方針に変えてから、スナップ担当で購入したSV氏が大活躍し、3日ほどでフィルム3本も撮り切ってしまった(少な)

My SV。 黒であるのには相当拘って、かなり根気よく探した。地が真鍮なので、艶のある黒から削れて見える鈍く輝く真鍮の色がなんとも渋くなる。これから楽しみだ

レンズ(厳密にはフィルター)が黄色いのはモノクロ用。平たく言うとコントラストが少し高まるらしい。何よりも黒に映える

まぁそんなこんなで荷物を減らしていると本当に散歩気分で、交換レンズのことも考えなくていいので撮影を純粋に楽しめるようになった

そしてようやく気づくSVのスナップ適性の高さ

結構コンパクトだし、めっちゃ目立つわけじゃない。かと言って存在感がないわけじゃなく、とてもオシャレ

肩からかけてるとホントに良いんだよ。これでファッションが完成する感じ。ハシクレ本体はダサいけど

スナップにおいては溶け込むことがかなり大事だからSVは晴れてレギュラー入りだ

こんなことを言っていたらまた撮りたくなってきた。最近写欲が高いんだ

人にもよるだろうけど、持ち出し機材を減らすことは愉しむ余裕につながる。是非お試しあれ

ということでこの話題はこの辺で

ではでは、さようならー

主力機材と撮影ジャンルの矛盾の話

どうも、ハシクレです

 

少し前に後輩繋がりで他大学のアナログ写真に詳しい方に来ていただき、引き伸ばしのノウハウを教えていただいたハシクレ

今までフィルムの現像までならできていたので、遂に撮ってからプリントになるまでのアナログ写真技術の一通りをうちでもできるようになったのだ

ワタクシが暗室管理になって一年も立たないうちに、銀塩文化の途絶えていた部活でここまでできるようになるとは正直思ってもみなかったし嬉しいもんだ

協力してくれた皆様に感謝感謝である

それと同時に、高校時代にコレをしてやれなかったことが非常に悔やまれる

そろそろワタクシも引き継ぎの時期であり、一代で築いたこの自己満の城を後輩に渡さないといけないのだが、現状ワタクシと同じ熱量で向き合ってくれる子がいるかと言われると少し難しい

決まった仕事がないだけにサボろうと思えばとことんサボれる役職なのが暗室。だからこそどの役職よりも意欲が求められると思う

意欲的にアナログ写真にのめり込んでくれる子を今から探すか、育てないと………

では、本題です

スナップというジャンルに対する持論

当ブログでも何度か書いている通り、ワタクシが専門に撮っている写真はスナップ写真である。と言っても高い専門性を持っているわけではなく、それしか撮らないだけだが……

よく"街スナ"と称してテキトーに撮り歩いてますね

写真好きの方はおそらく、スナップとはどんなモノかご存知であろう、目に入った物をパッと捉える写真(?)のことで、被写体は人物から風景まで、都会から自然まで、対象とする範囲は広い

雑誌でよくあるファッションスナップというのもそういうことだろう。スタジオないしロケ先でモデルを用意して撮影するモノに対して、街中で出会ったオシャレさんを撮るからそう呼ぶのだろう

何にせよ、スナップは素早さが求められる以上撮影者は身軽な方がいい

カメラの数は少なく、レンズも最小限、場合によってはコンパクトなどのレンズ一体型でスピードに全振りしたカメラを選ぶことになる

そのため

中判フィルムなんて論外である

ワタクシもスナップを撮る者として、撮影時は精密な構図などを考えたり、その場に応じた露出を考えたりするよりも何よりも、その瞬間に素早く反応し、フレームに収めることを重要視している

表現を磨くよりも、技術を高めるよりもまず何よりも観察、そして反応。この二つである

よく観察し、いいと思ったモノに反応して写真を撮る。この速度を早くして素晴らしい瞬間を収めるのがスナップの醍醐味だと自己流に解釈している

だからワタクシにとってスナップはスポーツのようなモノ

機材ももちろんそのために最適化されたものを使う……ハズなのだが

持論と実践の矛盾

上述の通り、ワタクシの持論ではスナップにおいては瞬発力が命であり、そのためには自身の瞬発力に加えて機材もそれに合わせたモノである必要がある

アンリ・カルティエ・ブレッソンがコンパクトなボディとレンズのライカを好んで使い、森山大道がGRを一時のメイン機材に選んだように

しかしどうしたものか、ワタクシのメイン機材は"バケペン"の愛称でも親しまれるアサヒペンタックス 6×7である(初代6×7後期型)

結構有名ではあるが、知らない人もいるかと思うので写真を出そう

ホレッ

f:id:hashikure_san:20220905113101j:image

ワタクシの手も写ってるのでよくわかるだろう

こいつの特徴はなんと言っても

デカい、重い、枚数撮れない

枚数撮れないとは、フィルム一本に対して10枚しか撮れないからということ。財力さえあれば何枚でも撮れるんだが……

コレを見てわかる通り、コイツはスナップカメラの対極にある存在である

コレをワタクシは梅田などの街に連れ出しては写真を撮っている

……お前さっき中判フィルムは論外って言ったやんけ

いやぁ、まぁ、アレは一般論みたいなもんじゃないか(持論とも言ったが……)

それに、素早く撮るのに身軽な方がいいとは言ったが、コンパクトでないといけないとは一言も言っていなイッッッ!!→酷い。身軽ってコンパクトであることでは?

もう一つの持論として(おっ?)撮影するときは好きなカメラでってのもある。むしろこちらの方が優先だ

それにかなり主観的な考えだが、6×7の写りはどことなく都会的なように感じるのだ。同じくPENTAXの645は、645というフォーマットの縦横比やフィールド中判の名に恥じない遠景や自然の描写力の高いレンズ群のおかげで、自然写真用と言ったイメージを持っている

対して6×7はスクエアに近い縦横比とお世辞にも持ち運びやすいとは言えないフォルムから、フィールド中判とは言えないと言うのが正直なところ

個人的に街で使ってみても、写りは645より都会的に洗練されているなと感じるし、デザインもどことなく都会らしさを纏っている

実際にどうかはわからないが、645がフィールド、6×7はポートレートやスタジオ用と言った棲み分けがされているのだろうと言うのがワタクシの考えだ

そういう考えがあり、こうも矛盾してしまったのだ。とは言え、全て6×7で撮ってるわけではない。むしろ数で言うとウチのkp j limitedだったり、最近導入したビテッサであったり、SVであったり、スナップ向きのカメラで撮ることの方が多いのだ

ただ本気度で言えば6×7がメイン機材というだけである

そのため、スナップの撮影スタイルも少し変わってくる。よく観察するまでは同じだが、その瞬間ではなく、数秒後を予測しながら観察し、いいところとそこにあと少しで重なるであろう事象を認めるとすぐに撮影態勢に入り、重なった瞬間に一枚、写真を撮るのだ

撮れる枚数の制約上、あえて見逃すシーンも多い。そういったところはサブカメラでカバーする。それができるから6×7でもスナップはできるし今後もやめるつもりは全くない

 

…………と言ってはいるが、正直6×7を持ち出すのって結構疲れるんだよな。街中だと素早く撮らないと注目も集めるし……

てなわけで最近は結構本気でGRⅢxかバルナックライカの導入を検討している

お金がないのですぐにはできないが……

では、最後にワタクシが6×7で撮ったスナップ写真を載せてさよならとしよう

f:id:hashikure_san:20220905121113j:image

ボディ:asahi pentax 6×7

レンズ:takumar 6×7 105mm

フィルム:gold200

最近ハマっているカラーフィルム写真。大阪駅でとったモノだが、夕方の雰囲気を漂わせており、透明感があってスッキリしている

f:id:hashikure_san:20220905121534j:image

ボディ:asahi pentax 6×7

レンズ:takumar 6×7 55mm

フィルム:acrossⅡ?

一方のモノクロ。撮り初めの頃で自家現像なんでちょっと失敗気味だが写りはよくわかる。広角で撮ったモノで、前景から遠景までパリッと写っていて格好いい

撮像面が大きいため、コントラストが高いながらもグラデーションは美しく、中判で撮ってよかったと思わせる写りとなっている

 

ということで、今回はこの辺で

ではでは、さようならー

Voigtländer Vitessa Ⅲ型のお話

どうも、ハシクレです

 

先日、いやいや、もう結構前の話だが、ワタクシの通う大学が地元の大学枠で出展させていただいている写真展があり、それに向けて作品制作を当然ながらしなければならなかったのだが

困ったことに作品が全然ない

コレは今に始まった事ではないんだが、どうにもこうにも最近作品にできるほどの写真が撮れない

自分が好きな写真、最近の傾向だと陰影の強い光の印象的な写真を意識して撮影していて、そういうのはたくさんあるんだが、他人が見て良い写真だなと感じてくれそうな写真は全くと言っていいほど撮れない

撮る対象がみんな見慣れているであろう街が主で、光を印象的にするためという名目で暗く、時にはモノトーンで表現するのがどうにもウケが良くないのか

……と言うのは言い訳で、ただ単に下手なだけなんだがな。ワタクシと同じような考えで撮っていても、人を唸らせるような写真を撮る人はたくさんいる

それは自分が1番よくわかっている。だから、自分が撮った好きな写真に囲まれながら、「写真がない」なんて言っているのだ

今回展示した写真を決定した裏話をすると、まぁー写真がなかなか決まらなくて、締め切りギリギリまで先延ばしにしてたんだがな

ある日、会計の人が幹部LINEで「写真用紙とインクが足りないから誰か買ってきてくれ」と言ったもんで、しばらく様子を見てたんだが誰も返事をしない

大阪から通うワタクシなら都合がいいので、じゃあと「○○日(締め切りの2日前)に大学に行くのでついでに買いますよ」というと、すかさず部長から、「いつ額装するの?」と。

嫌な予感がした。完全に捕捉されたのだ。殺される

デ、デモ(動揺)、誰とは書かれていない。メンションもされてないので、念のため「私ですか?」(もちろんプライベートでワタクシなんて自称しないぞ)と返すと

「あなたです」……と

死んだ。さすがに大袈裟だが、かなり震えたし、コレは軽い脅迫である。許される行為ではないかも。全面的に自分が悪いことに目を瞑れば

「その日に額装するつもりです……」と震える指で返すのが精一杯で、その後の「了解です」の一言すら、刺さったナイフの柄尻にドロップキックを喰らわされたように感じた

と、まだまだ続くが、思ったより長くなりそう(前話だぞ)なんでここから早足で行くと、その日は頼まれたモノ買って大学に行ったが写真は決まっておらず、一応絞ってきた候補10枚を印刷して並べ、上から眺める

やはりプリントにしないとダメだ

それでも決まらない。一枚じゃ勝負できそうにない

決まらないので部長に今から組で出していいかと聞くとなんとOKが出たのだ。あんなに脅迫しておいて(していない)、ここは優しい

晴れて、ワタクシの作品は決まった。とはいえ、自信を持って決めた物ではない。特にあんな、写真猛者の集う写真展に出すとなると恥ずかしいもんだが、仕方ない

もっと作品性のある写真を撮れるように頑張りたいもんだ

では、長くなりましたが、本題です

Voigtlander(正しいつづりは打ち方がわからなかったためご容赦)VITESSA

レビューと言えるほど大そうなことは書かないし、書けない。なんで、ワタクシが彼に触れてみて、使ってみて感じたことを書くにとどめる

なんとなく舶来カメラが欲しい気分だった。それにレンジファインダー。できればドイツがいい

でも、Leicaはなんとなく嫌だった。というか買えない。それに、有名すぎるしね

そこでVoigtlanderに的を絞ったのだが、当初はコシナ傘下時代のレンジファインダー機であるベッサシリーズにする予定だった

しかし、これらも学生がふらっと買うには高いのだ。加えて、せっかくなのにコシナ傘下って舶来とは言えない。かっこいいけど

そして思いだした

変なギミックの面白いのがあるじゃないかと

それがVITESSAであった

厳密にはレンジファインダーとは言えない気もするが、気にしない。かっこよくて面白ければ良し

革(グッタペルカでしたっけ?ライカ以外にも使われてんのかわからんけど)といい、クロームパーツといい、非常に質感が高い。写真を撮る機械として以上の価値が込められたかのような雰囲気をまとっている

ワタクシが出会った個体はアクセサリーシューが付いているがライトバリューもセレン露出計も非搭載である無印VITESSAである。レンズはカラースコパーを搭載

無印(つまり初代)には大きく分けれ三種のパターンがあり、一般にそれらを非公式ではあるもののⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型としている。この個体はカラースコパー・アクセサリーシュー搭載であることから無印Ⅲ型と推測できる

レンズがない!と焦るなかれ。レンズ様は真正面の観音扉の向こうに鎮座しておるのだ

ではどうやればそのご尊顔を拝することができるのか

それは、正面左側上面、銘板の上のポッチをぽちちと押せば勢いよく飛び出してくる

プランジャーという”煙突”(ワタクシはツノと呼びたい)を突き出し、戦闘モード
フラットで上品だった印象の収納時とは一転、メカ部、蛇腹、レンズをむき出しにしたその姿は精悍さを感じるような、頼りになりそうな感じである

見慣れない”何か”も一緒に

快音を響かせ飛び出したこの棒はプランジャーという代物で、ひとたび押し込めば謎のボイスとともに光を放ち仮○ライダーに変身できる、ではなくシャッターチャージと巻き上げをしてくれる。巻き上げレバーと同じ仕組みである

この”ツノ”と観音扉がVITESSAの収納性の鍵となっており、限りなく突起を減らすことで出し入れで引っかかることなく素早く撮影できるというわけ

無印Ⅰ型に関してはアクセサリーシューすらないので取り出しはよりスムーズ。まさにVITESSA(フランス語で”速度”らしい。転じて”速写”か。ドイツ語じゃないんだな)

ちなみに、プランジャーと観音扉はシャッターボタンを押せば勢いよく作動するのだが、衝撃が強いらしくメカ部にダメージが入る。作動時は手で押さえつつゆっくり作動させるようにしたい

さて、これで彼の紹介は以上である。この前現像から上がった写真を数枚紹介して締めるとめるとしよう。写真はすべてILFORD XP2 superで撮ったものである

この写真含めほとんどが、f5.6で撮っている。広角気味であることも相まって、パンフォーカスっぽくなっている。

前ボケを入れた一枚。もっと開けてもよかったと思うが、ボケ単体で見ればそこまでうるさいとは感じない。

明暗差の激しいシチュエーションだがいい感じ。正直ウルトロンがよかったが、カラースコパーには口径を抑えたレンズなりの堅実な写りがあるのか。バキバキともいえるほどに鮮明である

VITESSAの名に恥じぬ速写性。写りからもまさにスナップカメラといった印象を受ける。

それではこの記事はここまで

ではでは、さようならー

次回の本題更新についての話

どうも、ハシクレです

少し更新が滞ってますね……

一応ごく僅かですが読者様がいますので心配かけないように告知しておきます。

次の本題付きの更新は期末考査が終わってからなので、8月以降になります

お詫びと言ってはなんですが、いつもつけてる前話の下書きがストックされてますので、その一つをそのままつけておきます

最後にいつもの文言がありますが本題はありません。加えて少し前に書いてますので、季節がズレてます。もう夏です

では、どうぞ

 

もうすっかり夏……というには若干早いような気がしなくもないが、もう夏と言っても問題はないだろうか

真夏になっても要注意だが、暑くなり始めた今特に気をつけたいのが熱中症や熱射病のような暑さ関係のやつ

ワタクシは今までなった記憶がないんだが、今年に関しては少し心配である

その心配の元というのが、今年はなにかと食事を抜きがちであること。去年に比べて部活も活発になり、講義内容も難しくなり、はるかに忙しくなった

加えて何もない休日に10時ぐらいに起き、そこからダラダラ寝転んで過ごすと、消費した分しか食べられないタチのワタクシはお腹も空かないしもういいやと夜まで食べなかったりなど

それとアレですね。若干金欠(無論、口座の数字が3桁とか言う本当の意味の金欠ではない)なもんで、今まで特に大学で昼ごはん代をケチってきたのが、ついには食べないという選択もするように

お昼ぐらいになっても、

「なんか今日、イケそうやわ。耐えれる」

とか抜かして食事も抜く

初めはこれでなんともなかったのだが、最近皺寄せのように体力低下が顕著になってきた。すでに軽く夏バテ気味でもあるかのように、ご飯を食べる気力すら生まれない日も出てきていよいよヤバいかなと

何がひどいって、数日前から気にして食べるようにしたけど、怠さや低体力感は未だに無くならないこと。負債が思ったより膨らんでしまっていたようだ

夏が本格化する前に、食生活だけでも正常に戻しておこうかなと考えております。皆様も、しっかり食事をとって熱中症等にご注意ください

では、本題です

ちょっといいウイスキーの話

どうも、ハシクレです

 

ワタクシは今、某喫茶チェーンでアルバイトをしているのだが、3回生になったことによる環境の変化とか、前々から感じていた不満もあってバイトを変えることにしたのだ

3回生になってから変えるって、まぁちょっと遅いし、どうかなとは思ったが、思い切って決行

とはいえリスクは負いたくないから、他で採用決めてから今のバイトを1ヶ月後に辞める形を取ることにした

やっとこさ新しいとこから採用をもらい、今のバイトを1ヶ月後に辞める旨を伝えると、まぁ当然引き止められる。これは予想しており、もうバイトが決まっていることや、1ヶ月前に伝えていることを考えるとすぐに諦めてくれるだろうと考えていた

しかしそれでも粘るではないか

辞めたいと感じた真の理由の「企業がクソ」っていうのは言うわけにはいかないし……

長い議論の末、妥協案ということで、7月末まで籍をおく代わりに、入れても週一日、このバイトのシフトの優先度は最低にすることにした

つまり、全員のシフトが出てからワタクシが補充で入るところ(新人研修とか)を決める(ワタクシの認識)ということだ

ちょっと不満は残るがな。すでに新しいバイトも週一ペース(これは採用時に決めたことで、今のバイトをやめるまでの一ヶ月は週一にさせてもらっている)でやってるし、大学の授業、部活のこともあるしで結構忙しい

 

まぁ、何はともあれ、一応辞めれることになって良かったのだ

では、本題です

今月の一本

こんな書き出しだが、毎月やってるわけじゃないしこれから毎月するわけでもない

でも月に一本ほど一応は買ってる。書いてないだけ

で、その今月の一本はこれだ

f:id:hashikure_san:20220610160428j:imageBallantine's 7 Bourbon Barrel Finish

選んだ理由はお気づきだろう、コップが付いてるのだ(またかよ)

いや、まぁそれもあるけど、バランタインは元々好きだし、7年は飲んだことがなかったんだ。当初はファイネストの1Lを買おうとしてたが、このコップが気になったのと、1Lを買うならもう少し出せばいいのが買えると思ったので買ってしまった

コップのない姿はこれ

f:id:hashikure_san:20220610161908j:imageラベルは黒色。ボトルも茶色で落ち着いた雰囲気。シャレオツである

せっかくなので、付属のコップで飲んでみよう

f:id:hashikure_san:20220610162110j:image一杯目とかはストレートで飲んだほうがいいのだろうが、忘れていた。このコップがまぁまぁでかいのもあってロックにした

色の違いとかは正直よくわからないが、氷を入れて薄まった割には濃いかな?いつものノンエイジ基準だとそう感じる

飲み口はアレだ。一般的すぎる意見だが、角があまりない。アルコール感が強くないね

香りもいいし、結構甘いんじゃないかな?バランタイン自体バニラ系の甘みがある(と聞いてるし前飲んだ時もそう感じた)上にバーボン樽で後熟させているのもあって、ほんのりバーボン感もある

でもいいなと思ったのは、バランタイン本来の味がバーボンに負けてないところだ。しっかりスコッチらしさはある

なんというんだろう。バーボンとスコッチがうまく共存している感じ?というと割合は1:1に聞こえるが、感覚は1:3とかそこらだ

いうなれば、スコッチがうまくバーボンを”飼いならしている”感じだろうか

是非とも濃いめで飲みたいウイスキーだ。2,3週間前に買ってまだ飲んでいる(!?)Grant'sとは全然違っていて(当然)とても良い

三角柱の形のユニークなボトル
キーモルトにはかの有名なグレンフィデックがあると聞いたが、それを飲んだことがないので何とも言えないし、執筆中に赤玉を飲んでほろ酔いのワタクシにはそもそもそれだったかもわからない

グランツはどっちかというと、いかにもスコッチらしいスモーキーさが前面にあって、ロックでも美味しいが、ハイボールにして頂きたいウイスキーだと感じた

ここで名誉のために行っておくと、グランツの記事を書かなかったのはまずかったからでもなんでもなく、”気づいたら”開栓していて、”いつの間にか”ほとんど飲んでしまっていただけである

つまり、おいしかった

で、話を戻すと、バランタイン7年はバーボン樽で後熟していることもあって、今まで飲んだバランタインとは異なる性格のように感じた

一年近く前に飲んだきりなので記憶は正直激薄だが、12年とも異なる。当然だろと感じるだろうが、異なる点はエイジ感ではないところである。もちろんそこも異なるであろうが、それよりもやはり、バーボンのふくよかさが決定的なポイントになっている

焦がした感じ?とも違う。チョコレートやキャラメルのような、それこそ焦がした感じと言えなくもないが、いうなれば”焙煎感”のように感じた

どうしても年数の多い、エイジの進んでいるほうが目が行きがちだが、これはその一般的なエイジドシリーズとは一線を画す、面白いウイスキー

スコッチ好きをはじめとする多くのウイスキー好きに飲んでいただきたいと感じた。普段飲みとはいかないが、そこまで高くないのでお勧めだぞ

バランタイン好き(と言ってもファイネストと一年前に飲んだ12年が気に入っているだけだが)にとっては、俄然他のバランタインも気になったきた。いつかは30年も飲んでみたいもんだ

 

ということで、この話題はここまで

ではでは、さようならー

デジタルとアナログの間、使い分けの話

どうも、ハシクレです

 

うちのアルバイト先の店長はかわいい子が好き(と書くと少し変態チックだが、これは一般男性の特徴である)で、ワタクシのような大学生への関心事もそういったことについてである

そこでこの前、職場の男性従業員を見渡して疑問に思ったのか、ワタクシに

「最近の子って、女っ気ないよね」

と聞いてきた

そうなのか?最近の子というより、うちの男子が全員陰キャだからじゃないだろうか……

それは置いといて、ワタクシは

「そうでもないっすよ、写真部の部員でも付き合ってる人いますし」

と返したら

「ハシクレ(ここには本名が入る)君はどうなん?可愛い子とかおらんの?」

だと

う~~ん、ワタクシの基準から見たらみんなかわいく見えるけどねぇ

見た目にはあんまり意識持っていってないから、どちらかというと行動にグッとくるかも

それにそもそも、人を判断する立場でも評価する立場でも選べる立場でもないんだがね

まぁその場では

「昔いろいろあってトラウマなのでそういう目では見れませんがね」

と返して笑われましたね

 

では、本題です(しれっと元のスタイルに戻す)

 

”ブツ”があるほうが嬉しい

強いこだわりがあるわけじゃないけど、やっぱり手に取れて、そこにあるってわかるもののほうが個人的にはいい。趣味のものなら特にそう

だからワタクシは音楽はデジタルであってもCDで買うし、何なら最近はレコードで買ったり、カセットに移して聞いたりしてる

ストリーミングはもちろんのこと、インターネットからダウンロードすることすらしなかった(できない)

やっぱりそれが何であれ、手に取れるものがよかった。音楽を聴いている、選んでいる、持ち運んでいる。そのすべてに手触りがある。それは圧倒的だった

だからワタクシはアナログ派なのだ(この言い方をすると懐古主義とか馬鹿にされるが、これらを旧いとか懐かしいとか思ったことはない。過去にワタクシが経験したことがなければ、それはむしろ新たな出会いである。ワタクシは大学生で、レコードはもちろんのこと、カセットや8㎝ですら世代ではなかった)。と言ってもCDはモノとしてはあるがグレーではある

写真においてもそう。友人の言葉を借りるが、デジタルはあくまで1と0の羅列でしかない。一方アナログはフィルムや印画紙に、実在するものとして残る

銀塩写真だってただの銀の集合体だろなんて意見は聞こえない聞こえない

どちらか一方をとれと言われれば、結果は明らかであった。しかし

 

ハシクレ、使い分けを知る

バカめ。普通はそういうのは使い分けるのが普通だ。誰も二者択一なんて言ってない

アナログ時代にとって新たな出会いは極めて貴重なものだ。自分が所有しているもの以外聴くことはできないのがふつうであろう

だからこそラジオはマストであったはずだ(あくまで推測です)

流行を知ったり、新たなアーティストを発掘したりするのには欠かせないツールである

音楽番組が毎週のようにいろいろなチャンネルでやっていたり、音楽雑誌が盛んだったりしたのも、インターネットが今ほど発達していなかったからだろう

ワタクシ的には音楽番組は好きだったので、その点においては今のテレビはつまらなくなった

テレビ人間なワタクシにとって音楽番組の数が減ったこと、残った番組もいつも同じような歌手を出していることはかなりつらい

話を戻すと、もともとラジオは聞かない(持っていないため)ワタクシにとって新たな音楽との出会いの場は極端に狭まっていたのだが、ここにきてデジタルの便利さに気づく

そう、SPOTIFYの登場である(と言っても市場に出てからはしばらくたっている。登場とはつまり、ワタクシの脳みそに認識できた時である)

実はそれ以前も使ったことがあったのだが、好きな曲をピンポイントで聴いたり、何度も繰り返し聞いたりすることができないので使わなくなった。それにやはり手元に物がない

この時しっくりこなかった大元の原因は、Spotifyをこれまでの音楽メディアの代替として使おうとしたことに尽きる

しかし、最近ワタクシは気づいてしまった。Spotifyの特性上、アーティストを指定して聞いてもそれに関連する他のアーティストの曲が時々流れる。それを今度は利用してやろうと

他のアーティストと言っても、ジャンルが同じというように関連したものであるので、好みから大きくは外れない。ラジオほど冒険はできないが、高い打率で新しい出会いが期待できる

そしてそこで興味を持ったアーティストがいればそのページに飛ぶか、プレイリストを聞いてさらに探るのだ

それで気に入れば、CDなりレコードなりを買えばいい

完璧な使い分けである。気づくのが遅いというツッコミは自分で何万回としたからもういいぞ

……と、言ってはみたが、いまSpotifyで聴いているのは吉井和哉Sam Cookeである

前者は当ブログでも何度も登場しているThe Yellow Monkeyのボーカルで、後者はソウルの代表格ですでにレコードも所有している歌手である。何も進歩していない

いやぁ、興味のあるアーティストがほかにいないわけじゃないんですよ。でもね、曲って一曲5分前後で、やっぱりしっかり聞きたいから何度も聞いてってしたいじゃないですか

するとね、他の聴いている時間がない……

色々目星はつけてますよ。やっとこさ米津を聞こうと思っていたり、大瀧詠一も気になるし。でもほんと、割り切って考えると、こういうストリーミングっていうんでしたっけ?こんなデジタルツールもいいもんですよね

並行してラジオも聞いてみようと考えてますけど、ラジオとも異なる独特である程度操作できるランダム性は結構使いやすい

あんなに毛嫌いしていたデジタルのストリーミングともすっかり仲良し(気が早い)である

ただ少し気がかりなのは、屋外で使っているときにデータ使用がどうなっているのかである

めちゃめちゃデータ食ってたらいやだなぁ。まぁ他のメディアをメインで使いつつ、うまく付き合っていきますよ

じゃぁ、この話題はここまで

ではでは、さようならー

 

異端枠も結構臨機応変にしないといけない話

どうも、ハシクレです

 

自分の性格?というか、性質か、タイプか。そういうものって、組織に入るとよくわかるようになる

ワタクシも、自身のことは周りにキ○ガイばかり言われて自分でもそう思って異端だと確信してたが、もしかするとバランサーなのではないかとも思い始めた

組織において少数派は異端のように扱われるのはよくあること

普段の活動では、ワタクシ自身も異端としての役割を全うすべく面白おかしく、極端な思考でやってるが、どうも常時そうであるわけではないようだ

そこにいるメンバー、話してる内容、求められている振る舞いによって、無意識的に行動を変化させている自分がいる

正しくバランサーである

コレが、他人から見るとどう映っているのか……

気になるところである

ではではこの辺で……っておい

本題はどうした

……いやぁ、今回はちょっとテイスト変えて、短くまとまった(ワタクシの思う)ブログらしいブログを書いてみようと思って

この前こんな感じの記事を見て、いいなぁって思ったんよね

だからさ、どう?

ではではこの辺で、さようならー